こんにちは。nonoです。
犬編その2として、猫編と同じく「健康管理」をテーマにお届けいたします。
今回も犬と一緒に暮らしている弊社の社員からのお話を踏まえつつ執筆させていただきます。
2.健康管理
犬は猫に比べて外で活動することが多く、筋肉質でしっかりとしたイメージですが病気にはかかってしまいます。
どんな病気にかかりやすいかをあらかじめ知っておくことで予防や早期発見につながるため、ぜひ参考にしてください。
・犬がかかりやすい病気
犬であれば皮膚病が特に多く、動物病院の来院理由の30%が皮膚病で感染症・アレルギーなど理由・原因も複雑で多種にわたります。
弊社の社員と一緒に暮らしているワンちゃんも50%程度が皮膚炎に罹った経験があったりと、犬にとってはかなり起こりやすい病気です。
犬の皮膚は人に比べて繊細。シャンプーのしすぎで乾燥を引き起こして皮膚炎になってしまうことも…
シャンプーの頻度は、月に1.2回程度が理想。小型犬の場合は入浴時間を10分程度と短めに、高齢犬の場合は2か月に1回程度で大丈夫です。
他にも皮膚病の対策としては非常に多岐に渡りますが、大事なポイントをいくつかご紹介いたします
①高温多湿を避ける
さきほどの乾燥とは逆に多湿も犬にとっては悪環境。皮膚の細菌が繁殖することで皮膚病の発症・重症化のリスクが高まります。
エアコンや除湿器(加湿器)で適度な温度と湿度を保つようにしましょう。
犬種や年齢よって少々違いはありますが、犬にとって最適な室温は「22~25度」湿度は「50%前後」が理想です。
②ストレスを解消する
犬の性格によってはストレスを感じて体を舐め続けることで毛が赤茶色に変色してしまい、そこから皮膚炎を発症してしまう場合も十分にあります。
犬がずっと寂しそうにしている、甘えてくる回数が多い場合にはコミュニケーションの時間を増やしたり一人で遊ぶようのおもちゃを買ってあげるなど犬が寂しくないようにしてあげることも大切です。
③害虫対策
犬は外で散歩をしたりと外出する機会が非常に多いため、散歩で立ち寄った植木にダニやノミが犬の体に付着して皮膚に悪さをしてしまいます。
現在では飲み薬やスポットといった薬で害虫を身体の毛や皮膚から追い出すこともできるので、必ず対策をしておきましょう。
薬を投与する頻度としては毎月1回が理想のお薬が多いようです。(最近では経口薬として犬が食べやすいようにご飯にしているものもあるようです)
経口薬の金額を調べてみたところ、小型犬向けの6錠入り(半年分)が8000円、1回あたりの医療費が2500円~5000円が平均的とのことで、複数回通院することを考えると結果的に予防の薬のほうがお財布には優しくなりそうです。
犬の皮膚病は犬に変な行動がないかどうか、触れ合った際に皮膚に異変がないか等比較的目視で確認しやすいため常日頃からしっかりと遊んだりご飯をあげたりコミュニケーションを取ってあげることで気付くことが多いようです。
・狂犬病
そしてもう一つ犬で気を付けるべき病気は”狂犬病”です。
狂犬病は犬だけではなく人にも感染する病気で、唾液から感染して発症してしまうと致死率はほぼ100%という大変恐ろしい感染症です。
現在日本では症例が確認されていないため身近な脅威ではありませんが、それでも万が一すらも無いことが望ましいですよね。
日本のマンションでは規約として狂犬病ワクチンの接種が義務付けられているマンションがほとんどです。(年に1回接種ののち証明書を理事長に提出する義務がある…など)
そして共用部などで他の住民を噛んでしまった場合には飼い主が全責任を負うなど、犬の”噛む”という行為に対してはかなり厳重な対応がされます。
狂犬病予防のワクチン自体は動物病院の相場として3000~4000円ほどのためそこまで高額ではないため、犬と長く暮らしていくためにも必ずワクチン接種をさせましょう!
令和4年6月より、ペットショップやブリーダーから販売される犬猫にはマイクロチップを装着すると共にマイクロチップの情報を登録する制度が義務化されたため狂犬病に対して万全な対策が国を挙げてなされています。
しっかりと予防接種を受けさせてあげれば犬も人間も罹りにくい病気のため、
「定期的な予防接種」と、「人や動物を噛まない躾け」の二段構えで安全な生活を!
そして犬の健康管理をテーマにした今回の記事を執筆する際に、犬と一緒に暮らしている弊社の社員から「健康管理」について聞いてみたところ
・人間の食べるものはできるだけ与えない
・味の濃いものを食べさせない
・食品の原産地をしっかり確認する
・アレルギー対応のフードを食べさせる
・しっかりお散歩させる
などなど!比較的ご飯をしっかり管理する方が多かったです。人間も犬も食事に気を遣う必要があるのは共通ですね!
そして狂犬病ワクチンはもちろんですが、必ず年に1回は健康診断を受けさせて、病気の予防と早期発見できるようにすることが健康管理では特に重要です。
今回は「犬の健康管理」をテーマにかかりやすい病気の代表格である皮膚病と、狂犬病、弊社社員のワンちゃんの健康管理のお話をさせていただきました。
犬の健康管理という点で、食事ももちろんですが散歩などの運動も大切。
あまりお散歩に行かせてあげられないご家庭は、おうちで運動をさせることでなるべくストレスを溜めないようにすることも大切です。
特に都心型マンションの場合は室内で運動するスペースが限られてしまうため、お散歩はほぼ必須。共働きのご家庭ですと大変ですよね。
パックシステムでは共働きのご家庭にも嬉しい、犬もしっかり動ける過ごしやすい都心型マンションの開発を進めております。
飼い主さんと一緒に末永く暮らせるお手伝いをさせていただけるお住まいをご提供させていただきます。
現在もペット飼育可能物件がどんどん増えてきておりますので、気になる方はどうぞご覧ください!
次回は「犬の居場所を作る」というのをテーマにして記事を掲載いたします。お楽しみに!
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